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■NRX-044「アッシマー」


 「機動戦士Ζガンダム −星を継ぐ者−」で株が急上昇したアッシマーです。

 いつも通り、継ぎ目消しすらしない素組み。
 基本的に成型色のままで、バーニア部など一部成型色で再現されていない部分のみ塗装。
 そして、スミ入れをした後につや消しクリアーをかけてます。

 ただ、これ失敗。
 面倒でもやすりがけは、やらんとダメですね。
 ゲート跡のところにスミ入れが乗っちゃって、変になってる部分がいくつか出ちゃいました。
 直すの面倒なので放置してますけど、次からは気を付けないといかん(笑)


 MS、MA形態の両立を目指しているこのキットですが、MS形態も良好な出来ですねー。
 原型を見た時は頭部がでかすぎのような気がしてましたが、実際にはそれほどでもなく。
 アッシマーの決定版と言っても過言じゃないと思います。
 ガタガタ言わずに黙って買え、とオススメできるキットじゃないかな。

■背面


■ビームライフル背面装着状態

 武装が大型ビームライフルしかないので、色々ポーズを取らせて遊ぶのには不向きかな。
 ビームライフルしかないのは設定通りなんですけどね(笑)

■散弾ではなァッ!!

 アッシマーと言えばこのポーズ!ってな具合に、印象深く残った劇場版での名シーン。
 付属の台座が良い具合に角度調整できるのがナイス。
 これからのガンプラは、この台座を標準装備してくれないですかねー。

■モビルアーマー形態

 モビルスーツ形態が良好な上に、モビルアーマー形態の円盤も実にきれい。
 今までは不可能だと言われてたんですけどね。
 このへんは、バンダイの技術の進歩を素直に褒めたい。
 差し替えなしの完全変形です。

■モビルアーマー形態・背面

 やすりがけしてなくて失敗こいた箇所は目をつぶってください……(苦笑)

■出撃形態を再現してみる。

 これが劇場版で初公開された出撃形態。
 足だけ変形させてないモビルアーマー形態なんですが、足が折り畳まれている点がポイント。
 膝が逆方向に曲がっているのです。

 で、このキットではこの形態に変形させる事が出来ません。
 TV版ではなかったし、当時の設定にもなかった形態なので、プラモの開発スタッフとしては、まさか劇場版でこんな解釈が出てくるとは思ってなかったんでしょうね。
 ただ、せっかく出来の良いキットなのに、この形態に出来ないのはあまりにももったいない。
 そこで、ちょこっと手を加えて、この形態を再現してみることにします。
 これがキットの足ですが、膝のパーツが干渉してしまってるために逆方向(写真左方向)にはこれしか曲がりません。90°曲がってくれないと、出撃形態にはできないので、このままだとダメ。
 膝のパーツを自由に取り外しできれば、出撃形態に出来ますね。

※以下の写真はすべて製作途中のものです
 膝のパーツを取り外してみます。
 膝パーツには「のりしろ」のような部分があり、これが左右のパーツに挟み込まれることで、ガッチリと固定されるわけです。つまり、自由自在に取り外しはできない、と。
 そこで、ちょっとだけ加工。
 膝パーツの「のりしろ」の部分を切り取っちゃいます。
 組み上げると見えない部分なので、ニッパーでパチンとやるだけでOK。
 こうすると膝パーツが脚部にくっつかないように思えますが、膝パーツ裏側には出っ張りがあり、脚部パーツの隙間に差し込む形でさらに固定するようになっているので、「のりしろ」がなくても固定できるのです。
 で、挟み込まなくなった事で、脚部を先に組み上げても、後から自由に膝パーツを取り外し出来るようになります。
 いわゆる「後ハメ」という加工ですね。
 全塗装する人は塗装の際の手間を少なくするために、挟み込むパーツを中心にこういう加工をします。
 なので、別に大した改造ではないのです(笑)

■出撃形態

 そんなわけで、出撃形態完成。
 他の形態にしたい時は、膝パーツを取り付けてやればOK。

■出撃形態・背面

 背面は、こんな感じー。
 説明したように簡単な加工なので、未塗装派の人もやってみてはいかがでしょ?