1. 機動武闘伝Gガンダム |
●簡単なストーリー |
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未来世紀0060年。ネオ・ジャパン代表のドモン・カッシュは、2つの目的をもって第13回ガンダム・ファイトに参加します。1つは、ガンダム・ファイトに優勝し、冷凍刑となっている父を助けること。もう1つは、アルティメットガンダムと共に地球へ逃亡した兄を捜し出すこと。ドモンは、幼なじみのレインの助けもあり、ガンダム・ファイトを勝ち進んでいきます。 大会の裏に潜む1つの陰謀。ガンダム・ファイトが進行するにつれ、その陰謀はじょじょに姿を現していきます。そして、地球はおろか宇宙をも巻きこんだ大騒乱となるのです…。
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●メモ |
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一連のガンダム作品の中で、もっとも異色でハチャメチャな作品です。今までのガンダム作品がリアルな方向を目指していたのに対し、この作品はあえてリアルさを排し、アニメ的な面白さを追求しています。ですので、今までのガンダムのつもりで見ると、相当なショックを受けますが、全く別物の作品として見ると、大変面白い作品です。
主人公ドモンと師匠マスターアジアの掛け合いなど、非常に熱い作品です。
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●DATA |
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TV版 |
ビデオ/DVD(セル・レンタル)全12巻 |
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LD(セルオンリー)全6巻 |
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2. 新機動戦記ガンダムW |
●簡単なストーリー |
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アフターコロニー195年。地球圏統一連合の圧政に耐えかねたコロニー側は、「オペレーション・メテオ」を発動します。これは、5機のガンダムタイプMSによる、地球圏統一連合と軍事秘密結社OZへの破壊活動を目的とした作戦です。 圧倒的な戦力で、次々と連合やOZの重要拠点を破壊していくガンダムたち…。順調に進むかと思われた「オペレーション・メテオ」ですが、OZの総帥トレーズ・クシュリナーダや、その背後にいるロームフェラ財団の陰謀によって、微妙に狂わされてしまいます。そして、コロニー側の思惑に反して、OZは力をつけていってしまうのです…。
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●メモ |
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この作品も、他作品との繋がりは全くありません。
この作品の一番の特徴は、歴代のガンダム作品の中でも女性ファンが大変多いということです。主人公は美少年5人組。監督:池田成、キャラクターデザイン:村瀬修功、という「鎧伝サムライトルーパー」コンビ。これらの要素が重なって、女性から大変な支持を受けました。
物語は、特に主人公ヒイロのライバルとなるゼクスの視点から見ると、「機動戦士ガンダム〜機動戦士ガンダム
逆襲のシャア」のストーリーをオマージュしたものになっています。また、ゼクスそのものも“赤い彗星”のシャア・アズナブルに似せた設定となっています。
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●DATA |
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TV版 |
ビデオ(セル・レンタル)全13巻 |
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LD(セルオンリー)全7巻 |
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DVD(セルオンリー)全5巻 |
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DVD(レンタルオンリー)全12巻 |
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3. 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz |
●簡単なストーリー |
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アフターコロニー196年。戦争は終結し、世界は地球圏統一国家のもとに統一されます。また、戦争兵器撤廃宣言により、5機のガンダムのうち4機は、機体を処分するために資源衛星に収められ、太陽へ向かって発射されます。こうして、世界に平和が戻ったと思われたのですが…。
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●メモ |
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この作品は、「新機動戦記ガンダムW」の1年後の物語となっています。
ですので、「新機動戦記ガンダムW」の後で、この作品をご覧ください。
また、カトキハジメ氏によって前作からリニューアルされた5機のガンダムたちのデザインも、大変注目を集めました。
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●DATA |
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OVA版 |
ビデオ/LD(セル・レンタル)全3巻 |
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4. 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz −特別編− |
●メモ |
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この作品は、「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」の総集編となっています。ただ、主に後半部に新場面が追加されていたり等、微妙な変化があります。また、主題歌も「WHITE REFRECTION」から「LAST IMPRESSION」へ変更されています(歌手は共にTWO-MIX)。
元のOVA版が合計90分ほどの内容ですので、この総集編も大きくカットはされていません。ですので、ご覧になる際は、どちらか一方だけで十分だと思います。
なお、DVD版はこの特別編のみしか発売されていません。
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●DATA |
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劇場版 |
ビデオ/LD/DVD(セル・レンタル) |
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5. 機動新世紀ガンダムX |
●簡単なストーリー |
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第7次宇宙戦争が終わり15年たった、アフターウォー0015年。先の戦争の影響で、地球はまだまだ深い傷を受けたままです。
そんな中、MS乗りの少年ガロード・ランは、一人の少女の救出を依頼され、バルチャーの陸上戦艦フリーデンへと潜入します。そして、その少女ティファ・アディールを救出するのですが、少女の様子から事情を察し、ガロードは少女と共に依頼主から逃げます。そして、逃げ込んだ先である旧連邦地下工場で、ガロードは大戦前のMS、ガンダムXを発見します。
ニュータイプの少女ティファを巡る物語は、やがて大きな騒乱を巻き起こしてしまうのです…。
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●メモ |
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宇宙世紀とは関係のない作品の中で、唯一「ニュータイプ」の概念を扱った作品です。ですが、あまりにも大きなテーマを扱ったものの、TV局の都合で途中で打ち切られてしまったために、非常に消化不良気味になってしまうという不遇の作品となってしまいました。
もう1つの特徴として、各話のタイトルがあげられます。タイトルは、必ずその回のセリフの中からつけられたものになっていました。すなわち、タイトルの全てが誰かのセリフということです。詳しく説明すると、エンディングテーマと同時に次回予告が行われ、歌が終わった瞬間にキャラが喋ったセリフが、そのまま次回のタイトルとなります。これは、非常に楽しい試みでした。
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●DATA |
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TV版 |
ビデオ(セル・レンタル)全10巻 |
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LD(セルオンリー)全5巻 |
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DVD(セルオンリー)全10巻 |
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6. ∀ガンダム |
●簡単なストーリー |
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かつての文明が滅び、2000年以上が経過した正暦2343年。
月に住む人々(ムーンレィス)である主人公ロラン・セアックは、仲間と共に地球へと降下します。目的は、ムーンレィスたちの悲願である地球への帰還のためのテスト。2000年以上も地球との交流のないムーンレィスにとっては、重力が月の6倍もある地球で生活をするためのテストが必要だったのです。
そして2年後の正暦2345年。
ロランはイングレッサ領のハイム鉱山に住み込み、地球に住む人々に溶け込んでいました。そして、ハイム鉱山のあるノックス地方の祭りである「成人式」の当日、突如月からムーンレィスの軍隊が降りてきます。その軍隊…ディアナ・カウンターは、次々と地上に攻撃を加えてしまいます。これが、ムーンレィスの地球帰還作戦の始まりだったのです…。
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●メモ |
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今までの全てのガンダムを「全肯定」するという作品です。メカニカルデザインに「ブレードランナー」で有名なシド・ミードを起用したことで、今までのガンダムとは全然違うデザインとなった∀ガンダムが話題になりました。「ヒゲ」の存在はファンの度肝を抜き、賛否両論を呼びましたが、作品自体のテーマなどを受け、そのデザインを肯定するファンがじょじょに増えていきました。
とにかく、今までと違うMSのデザインに違和感を感じる方が多いと思います。しかし、そこで引かないでください。心温まる大変素晴らしい作品です。ある程度話を見れば、この物語にはこのデザインしかなかった、と気づくことと思います。新たに一から始めるには、今までと同じデザインでは駄目なのです。(管理人・主観)
今までの作品が、基本的に「戦争」の部分を中心に描いていたのに対し、この作品は「人間ドラマ」を中心に描く構成になっています。
この作品は、「その他」に分類した「Gガンダム」「ガンダムW」「ガンダムX」と同様、基本的には他の作品との関連性はありません。ですので、この作品から見始めても全く問題はないのですが、劇中に「黒歴史の遺産」として歴代作品に登場したメカたちが登場してきます。ですから、他のシリーズ作品を見てからこの∀ガンダムを見ることで、より物語を深く理解できるかと思います。
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●TV版と劇場版との違い |
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劇場版は、TV版を「地球光」「月光蝶」の2本にまとめてエピソードの整理や新作カットを加えたもので、基本的にはTV版とストーリーの違いはありません。
ですが、削除されたエピソードが多く、特に「∀らしさ」を演出していたほのぼのとしたエピソードがカットされてしまっていますので、余裕があるならTV版もご覧になる事をオススメします。
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●DATA |
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TV版 |
ビデオ(セル・レンタル)全13巻 |
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LD/DVD(セルオンリー)全13巻 |
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劇場版 |
∀ガンダムI 地球光 |
ビデオ(セル・レンタル) |
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DVD(セルオンリー) |
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∀ガンダムII 月光蝶 |
ビデオ(セル・レンタル) |
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DVD(セルオンリー) |
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以上で、「その他」の作品は終了です。
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