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■ レッドフレーム編

 MBF-P02 アストレイ・レッドフレーム
 中立国オーブが、ヘリオポリスにて地球連合のGAT-Xシリーズの技術を盗用して極秘裏に開発していた3機の試作機の1機で、本機はナチュラル用の実験機として開発された。フレームが赤いため、レッドフレームと呼称される。
 主武装は、専用のビームライフルとビームサーベルであるが、使用の際、MS本体のエネルギーを多量に消費してしまうため、ジャンク屋のロウ・ギュールが実剣「ガーベラ・ストレート」を入手した後は、これを主武装としている。この「ガーベラ・ストレート」は、ジンの使う重斬刀とは違い、対象物を本当の意味で斬る武器である。
 本体のOSは、サポートコンピュータ「8(ハチ)」が制御することで、格闘技や剣技をこなすために最適となるよう、カスタマイズされている。
主なパイロット:ロウ・ギュール
■MBF-P02 アストレイ・レッドフレームのバリエーション

 MBF-P02 アストレイ・レッドフレーム(サルベージ・タイプ)
 深海でレッドフレームを活動させるために、ジャンク屋のロウがザフトの水中用MS、UMF-4A「グーン」のパーツを使用して作り上げた装備。耐水圧に優れるものの、機動性が大きく制限されてしまう。
 一応、装着したままでもガーベラストレートの使用は可能。
主なパイロット:ロウ・ギュール
 MBF-P02 アストレイ・レッドフレーム(フライトユニット)
 オーブにて開発されたMBF-M1「M1アストレイ」のパーツをロウが独自に改良し、フライトユニットとしてレッドフレームに装備させた形態。
 空中での活動時間が飛躍的に強化されている。
 フライトユニットは単独でも飛行が可能。
 なお、フライトユニット装備時にはビームサーベルごとバックパックを腰部までスライドさせないといけないため、ビームサーベルの使用が不可能となる。
主なパイロット:ロウ・ギュール
 MBF-P02 アストレイ・レッドフレーム(パワーローダー装備)
 巨大な日本刀「150ガーベラ」を使用するために、ロウが作り上げたレッドフレームの強化パーツ「パワーローダー」を装備した形態。
 X09A「ジャスティス」と「ミーティア」の合体を目撃した事が開発のヒントとなった。
 レッドフレームの動きをトレースする機能を持ち、自在に150ガーベラを操ることができる。母艦には、2つに分離して格納する。
 巨体ゆえに強力なパワーを誇るが、そのために機動性は劣悪で、通常の戦闘にはとても使用できるものではなかった。
主なパイロット:ロウ・ギュール
 MBF-P02 アストレイ・レッドフレーム(パワードレッド)
 パワーローダーなしでも150ガーベラを使えるように強化されたレッドフレームで、両腕部にジャン・キャリーが開発した「パワーシリンダー」を組み込んだ形態。両腕の他、背骨や背筋にあたる部分のフレームが強化されている。
 通常の腕から強化パーツへは簡単に交換・換装することができる。フルパワー時には各部が展開する。
 この形態は通常MSとは比較にならないパワーを持っており、ロウが「赤い一撃(レッドフレイム)」と呼ぶ単純な打撃攻撃でさえ相当なダメージを与えることができる。
主なパイロット:ロウ・ギュール