▲枠の色の説明▲  ▲BACK▲


■ RX-77編

 RX-77-1 ガンキャノン(先行試作型)
 RX-75に続いて開発されたRXタイプの2番目のMS。
 中距離支援用MSであり、厚い装甲と長射程の240mmキャノン砲を有している。
 また、RXシリーズ共通であるコア・ブロック・システムを搭載する。
 初期ロットであるこのRX-77-1は、エネルギーCAP技術確立前の機体であったため、ビームライフル等のビーム兵器を使用することは出来ない。
■RX-77-1ガンキャノン(先行試作型)から派生する機体

 RX-77-1A ガンキャノンA
 RX-77は、その厚い装甲のため機動力が犠牲とされていた。
 そこで、機動力が落ちない範囲で最大の効果を持つ装甲パターンが検討された。
 このRX-77-1Aは、そのパターン案の1つである。

 RX-77-2 ガンキャノン
 エネルギーCAP技術確立により、ビーム兵器の使用が可能となった機体。
 ホワイトベースに搭載された機体は、宇宙空間での姿勢制御に数多くの問題があったため陸戦用となっていたが、後にジャブローで宇宙戦用の改良が行われる。
 カイ・シデン機のC-108、ハヤト・コバヤシ機のC-109の他に、ア・バオア・クー戦において203ナンバーの機体も確認されている。
主なパイロット:カイ・シデン、ハヤト・コバヤシ
 RX-77-3 ガンキャノン重装型
 RX-77-2をベースとし、武装や装甲を強化した機体。
 しかし、これらの強化案によって増加する機体重量に基本設定が追いつかず、結果として機動性に支障をきたすこととなった。
 そのため、本格的に量産されることはなく、試験的にジャブローでロールアウトした数機が、実戦に参加したのみである。
 終戦後はそのまま基地防衛の任につき、グリプス戦役におけるジャブロー攻略戦においても実戦参加が確認されている。
■RX-77-3ガンキャノン重装型から派生する機体

 RX-77D ガンキャノン量産型
 RX-77-2、RX-77-3を経て作られたガンキャノンタイプの量産機。
 RGC-80ジムキャノンの上位機種として、中距離支援用MS量産計画の本命とされていた。
 240mmキャノン砲2門を装備し、装甲厚も増強されたものの、240mmキャノン砲の威力不足を指摘され、中距離支援用MS量産計画は、RGC-83ジムキャノンIIへと移行されたため、実際に量産された数は少ない。

 RX-77-4 ガンキャノンII
 RX-77-3をベースとし、実体弾をビーム砲に換装、センサー類を強化した機体。
 数機がロールアウトしたものの、稼働試験を終えた段階で終戦を迎えており、実戦に参加することはなかった。