会場入口にあるソニック。
ヤツは、これから始まる地獄の3時間を
嘲笑っていたに違いない… |
この行列は、あくまでも会場内に入るためのもの。
低い位置のフロアにいる集団は、
次に会場内へと入れる集団である。
なお、この位置で写真を撮るまでに、すでに30分は並んでいる。 |
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東京国際フォーラムで行われた「Game Jam 2」。
今回、日頃PSOで一緒に遊んでいる「ラグオル騎士団」の面々と一緒に行った。
目当てはもちろん、GC版PSOを遊んでくる事と、イベントステージで行われるソニックチームのコーナーを見ることにある。
会場到着後、昼食を取りつつ、これからの戦いに備えて体力回復。そして14時に出撃。
いざ入ろうとすると、入場待ちの列。90分待ち……。当初予定では、PSOプレイ後、ソニチのイベントを見ようと思っていたのだが、予定変更し、ソニチのイベントを見てからPSOをプレイする方向にする。
会場内に入れたのは、並び始めて40分程たってから。予定よりも早く入れたので、再度予定変更。当初予定通り、PSOプレイ後にソニチのイベントを見ることにする。
PSO待ちの列は2種類ある。オンラインモードと4人オフラインモードの列がそれである。「ボスを倒したらエアーマグプレゼント…」というのはオンラインモードの方なので、そちらの列に並ぶことにする。
ちなみに、4人オフラインモードの列の方が短かったのは言うまでもない。
PSOブースから遥か遠くにある、列の最後尾に並び少しすると、僕の目の前に信じられない文字が飛び込んできた。 |
強引に拡大したので、画像は粗いです。 |
写真左手、2つの柱の間がイベントステージ。
写真正面奥のやや右がPSOブース。
PSO待ちの列は、ここまで伸びていたのである。 |
どこを撮っても人だらけ。
用の済んだ奴、とっとと帰れ!(笑) |
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「3時間待ち」
泣きそうになる我ら一行。このままではイベントを見ることができない。しかし、どうしようかと悩む我々を神は見捨てなかった。
PSO待ちの列は、PSOブースから伸び、イベントステージ前を通って、会場の端まで伸びている。残り時間などを計算すると、ソニチのイベントの頃には、我々はイベントステージ前で並んでいる可能性が高いのだ。
そこで、並びながらイベントを見る方向に決定。ほとんど動かない列の中、苦痛の時を過ごすのである。 |
いよいよソニックチームのイベント開始 |
社長の中さん。 |
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いよいよソニチのステージが始まる。
実際のステージの模様は、公式サイトで動画配信(4月30日まで)されているので、そちらを見ていただきたい。
正式タイトルは、
「PHANTASY STAR ONLINE EPISODE-I&II」。
http://sega.jp/gamejam2/stage.html
なお、上記サイトにある動画ではカットされているが、未公開映像を見ることができた。それらを踏まえて、今回の発表で明らかになったGC版での追加・変更内容をまとめてみよう。
1.武器の固有グラフィック追加
今まで固有グラフィックのなかった武器(=基本グラフィックの色違いの武器)のうち、イベントで公開された情報、そして実際にプレイしてみての情報を総合すると、少なくとも各系統上位3つの武器には固有グラフィックが追加された模様。
イベントで公開された「ドラゴンスレイヤー」「ジャスティー」「ガエボルグ」の他にも、試遊台の方では「フロウウェンの剣」「ヴァリスタ」等を確認することができた。
「フロウウェンの剣」は、GCの性能を生かした半透明の剣になっており、「クリスタルソード」と呼ぶにふさわしい外見をしている。
「ヴァリスタ」も、通常ハンドガンよりも大きくなっていた。
なお、通常グラフィックがDC版と変更になったかについては不明である。
2.エピソードIIのステージ
雑誌等で公開されていた「密林」「海岸」の他に、イベントで「高山」が公開された。
また、4人オフラインモードの試遊台は「神殿」であり、ディメニアンとラッピーが一緒に出るなどしていたため、これもエピソードIIでの追加ステージであろう。
さらに未公開映像で出ていたステージには「工場」と思わしき、「坑道」と同系統のステージも確認できた。おそらくボスは、「鋼の魂」で出てきた3つ目のコンピュータであろうと思われる。
また、回転するレーザーフェンスなど、新たな仕掛けの存在も確認できた。
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画像をクリックすると大きい画像が見られます。 |
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3.ウインドウデザインの変更
左の写真にあるように、ウインドウデザインが一新された。画面右下のカスタムパレットの配置も、GCのコントローラーに合わせ、配置が変更されている。
画面自体は見づらいが、ウインドウデザイン自体はしっかり確認できるので、ぜひ左写真をクリックして、大きな画像を見ていただきたい。
4.メモリーカードの取り扱い
1枚のメモカに作成出来るキャラは4体。そして、一時キャラスペースが3人分。これは、オフライン4人プレイをする際、4人分のメモカが刺せない(GCのメモカスロットは2個)ため、一時的に別のメモカにキャラを移動させ、そこでプレイするというもの。当然、プレイ後は自分のメモカにデータを戻す作業が必要になりますな。
ここからは完全に推測だが、1枚のメモカにキャラ4人と一時スペース3人分となると、メモカの容量ギリギリのような感じ。となると、ダウンロードクエストなどは最初から別のメモカへDLする、という仕様になっている可能性もある。…あくまで推測なので、実際と違っても怒らないように(笑)
5.コスチューム
Ver.2に登場した従来のキャラに関しては、コスチュームバリエーションが増えているとのこと。
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本当に3時間並び、ついにGC版PSOをプレイする事ができた。
コントローラーは、アスキーから発売が予定されているキーボード付きコントローラー。使いやすいとは言えないが、使いにくいとも言えない。あれだけの時間ではわからん。ただ、製品版をプレイする際には、操作などは通常コントローラーでやりたいと思ったのは事実である。
並び順の関係上、一緒に行ったメンバーよりも一足先に、僕が体験をした。
僕が使った台はヒューマー。白いコスチュームに白い髪。そしてポニーテールのように後ろで髪をしばってあるキャラである。
装備していたのは「フロウウェンの剣」。
モノメイト、スケープドール等のアイテムは、無限に使用することができるよう、設定してあった。
体験したステージは海岸。
GCの性能を生かした水の処理は、やはり美しい。操作感覚はDC版と同じなので、スムーズに入る事ができる。コントローラーに慣れれば苦にならないだろう。
部屋の敵を全滅させると次の部屋へ行けるようになる、という基本的な流れは同じだが、面白かったのは次の部屋へ行くのを阻む存在。今まではゲートであったり、扉だったりしたのだが、海岸では複数の岩で次の部屋へ行くのを阻んでいる。敵を全滅させると、この岩がなくなり、次の部屋へ行けるようになるのである。
海岸の各部屋の大きさは、森よりも広め。フロア全体の構造も、森のような感じになるものと思われる。
部屋を2つ抜けると、その先はボス。ガル・グリフォンの登場である。
ボスの攻撃方法のうち、上空から吐くブレスには注意が必要。地面に着弾したブレスは、そこで竜巻に変わる。当然、竜巻に巻きこまれればダメージを喰らう。そして、その竜巻は移動する。上空にいるガル・グリフォンを追うあまり、移動してきた竜巻に巻きこまれる危険性があるだろう。
このガル・グリフォンを倒せば、「エアーマグ」がもらえたのだが、僕の組は倒す前にプレイ終了となってしまったため、エアーマグはもらえなかった。ちなみに、一緒に行った他のメンバーは全員もらっていた。
別にもらえなかった悔しさはないが、勝てなかった悔しさはある。まあ、一緒にプレイした他の3人が悪いということにしておく。
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会場の外から内部を撮影。
18時過ぎで、まだこれだけ人がいる。 |
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14時に並び始め、PSOをプレイしただけで19時近くになっていた。この時点で、足首に大ダメージを負っており、素早い回復が要求された。
しかし、収穫が多い良いイベントだった。運営面については、手放しで喜べないけれども。
その後、我らは夜の新宿に、焼いた肉を狩りに行ったのであった……。 |
これが「エアーマグ」。
7色あり、好きなものを選べるらしい。
肩につけるバンドがあって、
ゲーム中装着しているような感じにすることができる。
なお、通常はサインは入っていない。
これは、強引に中社長のサインをもらってきた、
我がチームの団長(ぴかーどさん)のものである。 |
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