NINTENDOスペースワールド2000・レポート
8月25日、NINTENDOスペースワールド2000に行ってきました。
その時の個人的な感想をレポートしたいと思います。

 スペースワールドに行くのは、すごく久しぶりのこと。ですので、今回のレポートの前に、以前のスペースワールドで印象に残っていることをいくつか紹介します。

・FINAL FANTASY IV
 あの飛空艇のシーンは、鮮烈でした。SFCの特徴である「拡大・縮小、回転」の機能を使用した画面は、初公開されたとき、会場からどよめきの声があがったのを覚えています。

・DRAGON QUEST V
 当時のスペースワールドには、各社のブースの他に「シンボリックゾーン」というのがありました。いわゆる目玉ソフトを別枠扱いで紹介しているコーナーです。DQ5は、シンボリックゾーンで最も広いスペースを割いて、紹介されていました。
 そこで未だに覚えているのが、オープニングで赤ちゃんの泣き声がするシーン。その声がするたびに、会場の人々が何事だ?といった表情を浮かべてキョロキョロとしていました。あの泣き声、リアルでしたよね〜。

・スーパーマリオ64
 64初のソフトとして、スーパーマリオがどう進化しているのかを注目していたのですが、僕の中には「マリオは横スクロールである」という固定概念がありました。ですので、初めて見る3Dのマリオには、ただただ驚くばかりでした。


 では、今回のレポートを始めます。




 まずは、ゲームショウとの大きな違いから。

 1.コスプレイヤーがいない
  これ、とても重要です。
  僕は、コスプレイヤーがキライなわけではありません。むしろ、好きです。
  ただ、コスプレイヤーのそばにはカメラ小僧がいるわけで、こいつらがウザい。
  ですので、カメラ小僧がいないというのは、非常に喜ばしいことです。

 2.オタク(*1)がいない
  ゲームショウで、業者日なのになんで物販コーナーに行列ができてるの?
  という非常に素朴な(笑)疑問があるわけですが、
  それは美少女ゲームの存在が大きいでしょう。
  任天堂系では、美少女ゲームは皆無に近いわけで、
  当然そういった輩はいません。素晴らしいことです。

  (*1)ここでいうオタクとは、「その世界に入ったまま出てこない」とか
     「風呂に長いこと入っていない」という連中を指しています。
     人は誰しも興味のある分野に関してはオタク要素を持っていますので、
     「オタク」を否定するわけではありません。
     要するに、「外の世界と関わりを持ちなよ」と言いたいわけです。


 会場を見渡すと、広いスペース、多くの家族連れ、とほのぼのとした感じがあります。任天堂はゲームショウには出展していませんが、それは大正解だろうと思います。
 こういう自社ショーがあるのですから、それを大事にしていけばいいと思うからです。


■NINTENDO64編

 誰が何と言おうと、僕にとって今回の目玉は「風来のシレン2 〜鬼襲来! シレン城!〜」です。
 もちろん、プレイしてきましたよ。

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 今作から、ポリゴンを使用した3Dへと変わったわけですが、操作感など以前のシレンと全く同じです。非常に面白い。
 それと、3Dになったおかげで、屋外を舞台としたマップは地形がバラエティに富んでいて、やっていて楽しかったです。

…というわけで、このソフトは「買い」ですね。
 では、他のソフトは興味を引いたもののみ感想を。

 マリオパーティ3
  もう年末の定番ソフトといった感じ。安定してます。また売れるんでしょうねえ。

 罪と罰 -地球の継承者-
 パーフェクトダーク

  この2本は、任天堂らしくない非常にシリアスな作品です。
  パーフェクトダークはガンアクション、罪と罰はアクションシューティングとなっています。
  設定もリアルですし、今後の情報に期待したい2本です。



■GAMEBOY ADVANCE編

 今回のスペースワールドといえば、やはりこれでしょう。さっそく遊んできましたよ〜。



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マリオカートADVANCE(仮)

 4人対戦が出来ましたので、遊んでみました。
 非常に面白いです。…というより、素晴らしい出来といったほうがいいかも。おそらくポリゴンは使っていないと思いますが、少なくともSFC版よりは上です。
 AGB本体自体も操作しやすく、自然な形で楽しめました。

 しかし、この4人対戦。一緒に対戦した2人の子供に惨敗…(^_^;) 僕は最下位争いを演じるという始末。
 むう。最近の子供はあなどれん…。
 遊び終わった後、子供たちが僕を見て「どうだ!」と言わんばかりの表情。
 くちょー!
 2周目までは、僕がトップだったんだぞー!
 ファイナルラップに赤甲羅3連発では勝てるはずがありません。
黄金の太陽

 このソフトは、キャメロットの製作によるものです。
 キャメロットといえば、最近では「みんなのGOLF」、「マリオゴルフ」、「マリオテニス」と作った会社ですね。ちょっと前までは「シャイニングフォース」に代表されるシャイニングシリーズが有名でした。
 ゲーム自体は、正統派RPGといった感じ。けれど、AGBの性能のおかげで、グラフィックが素晴らしい。洞窟内にあるろうそくの火に照らされて明るくなった床の部分の揺れ具合だとかが、うまく表現されています。
 戦闘シーンは、DQ+FF+シャイニングフォースといった感じ。うまくお伝えできないのですが、優れた戦闘シーンであったと思います。
 非常に気になる1本でした。


 他にも色々と気になるソフトはありましたが、とにかくAGBは買いではないかと。
 以下に、今後のソフトラインアップの中から有力なものを書きます。それを見たならば、皆さんも同じ考えを抱かれるのではないかと思います。

 ・ゲームボーイウォーズアドバンス
 ・F-ZERO FOR GAMEBOY ADVANCE
 ・ファイアーエムブレム 暗闇の巫女
 ・タクティクスオウガ外伝
 ・ワリオランド4
 ・悪魔城ドラキュラ サークル・オブ・ザ・ムーン
 ・サイレントヒル
 ・Winning Post

 ま、個人的にはFEとオウガのWパンチでKOされてしまいましたが(笑)



■ポケモン編
 ポケモン関連も、2つのタイトルが発表されました。

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ポケットモンスター・クリスタル

 要するに、金・銀の流れを組む作品です。素直に「銅」にはなりませんでしたね(笑)
 個人的には「パール」でも良かったと思うのですが…(笑)
  (↑このネタ、予想に反して一部にはウケました)
 ただ、このクリスタルバージョンは、モバイル対応となっています。
 また、主人公が女の子になったり、バトル中にポケモンがアニメーションしたりと、色々と変更箇所はあるようです。


ポケモンスタジアム金銀クリスタル

 このネーミングなら、やはり「パール」の方が…(笑)
 今までの全てのバージョンが使用できるポケモンスタジアムです。



■GAMEBOY編

 ここは、いくつかのソフトの感想のみを。

ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 −大地の章−
 見た目は、前作の「夢を見る島」とほぼ同じ。けれど、GBのゼルダは見た目勝負じゃないですからね〜。内容がいかに充実してるかがカギでしょう。
 これは、買ってみないことには分かりません(笑)

ドンキーコング2001
 個人的にはどうでもいいのですが、やはりGBであのグラフィックはスゴイです。
 まあ、前作が子供たちを中心に売れたので、今作も売れることでしょう。子供たちが行列を作ってましたし。

怪人ゾナー
 ヘタすると、大化けするかも! 遊戯王の時のようになるかもしれませんね。 ゼルダとほぼ同じだけのスペースを割いていました。
 また、行列もものすごい。
 ゲーム自体は任天堂製作なので、それなりのものになるでしょうし。
 おはスタは子供たちに強いですね〜(笑)

ポケットキング
 あの名作、「キングオブキングス」のGB版です。
 それだけなんですけど、ちょっと引きつけられるものが…(笑) やるな、ナムコ。

グランディア パラレルトリッパーズ
 正直言って、普通のRPGにしか見えませんでした。どこがグランディアなのか…。
 ただ、資料によるとジャスティンなど前作のキャラたちが出るようですので、もう少し詳しく分かるまでは、評価は難しいですね。
 一番の疑問は、なんでハドソンから出るんだろう、ということ。



■その他
 友人に頼まれていたので、セレビィをGETしに行きました。





 左の写真の場所でもらえます。
 セレビィを入れてくれるマシンの数が多かったこともあり、大した混乱にはならず、スムーズにGETできました。

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 物販コーナーは大混雑で、売り切れの商品が続出でした。
 とりあえず、左の写真の商品は買っちゃいました(笑) 美味しかったですよん。


 スペースワールドの総括としては、ゲームボーイアドバンスという目玉があったせいもあるでしょうが、春のゲームショウよりも遥かに充実した内容でした。
 ゲームショウも、もっと盛り上がってほしいんですけどねえ…。
 秋のゲームショウも、いまいち盛り上がらないような気がします…。