MBF-02 ストライクルージュ |
X105「ストライク」の予備パーツとストライクの解析データを基に、オーブによって開発されたストライクのデッドコピー機。
オーブ近海におけるX303「イージス」との戦闘で大破したストライクを回収したオーブ軍は、PS装甲が基本的に無重力下でしか精製できないことから、機体を宇宙ステーション「アメノミハシラ」に上げ、修復を行った。その際に製作したPS装甲をストライクの予備パーツに装着させたのが本機である。本機は最終組み立ておよび調整作業を残した時点で、地上に降ろされた。
デッドコピー機ゆえに基本的にはストライクと同等の性能であるが、制御系にオーブ独自開発の操縦支援AI(人工知能)システムが追加されている。また、パワーエクステンダー(パワーパック強化システム)の搭載によって稼働時間が大幅に延長されている。このパワーエクステンダーの使用によりPS装甲にかかる電圧が増して強度がより上がり、同時に起動色が赤色にシフトしたことから、「ルージュ」という機体名がつけられた。ちなみに、かかる電圧によって強度が増すという技術の発展が、後に開発されるVPS(Variable
Phase Shift)装甲である。
本機は、地球連合軍による「オーブ解放作戦」の際には組み立て途中であったが、パーツのまま戦艦クサナギに搭載されて宇宙に脱出する。その後、戦艦クサナギ内にて完成し、オーブの姫君カガリ・ユラ・アスハが搭乗して第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦で初めて実戦参加、大きな活躍をすることとなる。その事から、戦後のオーブにおいて、旗機的存在となっている。 |
主なパイロット:カガリ・ユラ・アスハ、キラ・ヤマト |
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