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■ MSN-00100編

 RMS-099 リックディアス
 MSN-00100 百式
 「Z計画」による試作機。「δ(デルタ)ガンダム」とも呼ばれる。
 当初は可変MSとして開発されていたが、ムーバブル・フレームの強度不足のために、可変MSとしての開発は中断された。しかし、機体自体のポテンシャルが高かったため、急遽、非変形MSとして再設計された。そのため、基本フレームの自由度が高く、搭乗者の技量によってはデータ上同スペックの機体を大きく上回る限界性能が引き出された。
 特徴的な外装の金色は耐ビーム性の特殊合成樹脂によるもの。一般には敬遠されるカラーであったが、設計思想に対する搭乗者(クワトロ大尉)の理解によってそのまま採用された。性能的には他の塗装と大差ないらしいが、前線での視認性は抜群であったという。
 百式の型式番号は、通常の“MS”に、主任開発者M.ナガノ博士の名がコードナンバーとして採用され、“MSN”となった。実際には、博士によるプロジェクト1号機であったため、MSN-001となる予定であったが、博士の「百年もつMSであるように」という願いが込められ、MSN-00100と表記されるようになり、ゆえに機体名も百式となった。
主なパイロット:クワトロ・バジーナ、ビーチャ・オレーグ

■ MSA-005 メタス 《→ MSA-005編

 MSR-100 百式改
 MSN-00100「百式」の改良機。
 ランダムバインダーの代わりに高機動デバイスを装備し、武器の積載量も多くなっている。
■MSR-100百式改から派生する機体

 MSR-100S 量産型百式改
 MSR-100「百式改」を量産用に改修した機体。
 生産性を高めるため、高機動デバイスなどは排されている。
 MSK-100S 陸戦型百式改
 ティターンズの可変MSにネモ、GMIIIでは対抗できなくなったカラバが、MSR-100S「量産型百式改」を大気圏内用に再設計した機体。
 機体各所に防湿、防塵対策がなされており、森林、市街地、沼地や砂漠、水中においても変わらぬ性能を発揮した。

 FA-100S フルアーマー百式改
 百式改の武装強化案。
 ビームキャノン、メガ粒子砲、炸裂ボルト、ロングメガバスターなどの武装案が提案されていたが、可変MS全盛の時代であったため、試作機が作られたのみで、量産化は見送られた。