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■ 第2期X100、300系編

 GAT-X103 バスター
 GAT-X131 カラミティ
 GAT-Xシリーズの基本であるX100系フレームを採用した最新鋭機。
 砲撃能力に特化したコンセプトで開発されており、従来の機体を上回る火力を持っている。また、PS装甲を改良したTP装甲を採用している。
主なパイロット:オルガ・サブナック
 GAT-X133 ソードカラミティ
 GAT-X131カラミティの開発過程で建造された派生機。
 オリジナル機からの変更点として、X131「カラミティ」の主力兵器である長射程ビーム砲<シュラーク>を、X105「ストライク」用の対艦刀シュベルトゲーベルに換装している点が挙げられる。なお、このシュベルトゲーベルは、レーザー砲としての機能も有しており、ストライクに配備されたものの完全版となっている。その他、射撃系兵器が削除され、代わりに斬撃系兵器が追加されるなど、接近戦仕様となっている。オリジナル機同様、TP装甲が採用されている。
 本機は3機ロールアウトし、初号機(型式番号:GAT-X133-001)はオリジナル機を改装する形で製作され、改装部以外はオリジナル機と同じグリーン系の塗装となっている。初号機はデータ収集用の機体で後に再度改装される予定であったが、後に南米独立戦争の際にレナ・イメリアが搭乗して戦線に投入されている。
 残る2機(型式番号:GAT-X133-002、GAT-X133-003)は、地球連合軍のビクトリア基地奪還作戦に試験投入された。その活躍にはめざましいものがあったものの、作戦終了後、3号機がパイロットと共に行方不明となり、後にオーブの軌道衛星ステーション「アメノミハシラ」にて姿が確認されている。
主なパイロット:レナ・イメリア、エドワード・ハレルソン、フォー・ソキウス



 GAT-X303 イージス
 GAT-333 レイダー制式仕様
 レイダー開発計画の本来の仕様通り、長距離航空強襲機として建造された機体。
 本機の最大の特徴は副翼を備える点で、これによって航続距離の延伸と飛行性能の向上が図られた。副翼内部にはラムジェット・エンジンが装備されており、宇宙空間から専用の再突入ポッドによって大気圏内に降下された際に使用される。
 本機は、基本的にモビルアーマー形態のまま、地上から専用カタパルトによって離陸する。モビルスーツ形態からの垂直離陸も可能であるが、燃料を大量に消費するため推奨されていない。
主なパイロット:エドワード・ハレルソン
 GAT-X370 レイダー
 MAへの変形が可能なX300系フレームの最新鋭機。
 MA形態で瞬時に目標に肉薄、MS形態に変形して強力な武器で破壊し、瞬時にMA形態となり離脱するというコンセプトで開発された。変形に要する時間は短時間で済み、イージスと比べ、両形態で使える武器が多くなっている。
 また、MA形態では大気圏内での飛行が可能であり、推力に余裕があるため、MSを背に搭載しての飛行も可能である。
 なお本機は、連合のオーブ侵攻に合わせてGAT-333「レイダー制式仕様」の一部スペックを簡略化し改装を加えた上で急遽建造した、いわば簡易試作型ということになる。
主なパイロット:クロト・ブエル