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■ MS-07編

 MS-06J ザクII(陸戦型)
 YMS-07 プロトタイプグフ
 MS-06Jの実戦投入で得られたデータをもとにジオニック社が開発した陸戦用MS。
 地上における移動力向上のため、ドダイYSとの連携を想定しており、連携用の通信機能強化端末としてブレードアンテナが標準装備となっている。
 MS-07A グフ(先行量産型)
 YMS-07から、脚部動力パイプの内装化、バックパックの出力増強などの改良を加え、量産化したMS。
 なお、MS-08系と競作していた「陸戦MS開発計画」が統合されたため、バックパックには08系のものを採用している。
 32機が生産された。
 YMS-07B グフ(B型先行試作機)
 MS-07Bの先行試作機。外観はMS-07Bと変わらない。
 ランバ・ラル大尉が使用したのはこの機体で、特別なチューニングが施されていた。
主なパイロット:ランバ・ラル
 MS-07B グフ
 A型を軽量化し、内部容積に余裕が生まれたため、75mm機関砲やヒートロッドなどの固定武装を内装した。
 MS-06Jにかわる制式量産機として、グラナダやキャリフォルニア・ベースで06Jのラインを流用し多数量産された。
主なパイロット:ヴィッシュ・ドナヒュー

■ MS-07C-3 グフ重装型

■ MS-07H グフ飛行試験型
 MS-07B2 グフ
 固定武装の更なる強化をはかり、両手に75mm機関砲を内蔵したタイプ。
 主に中央アジアの鉱山地帯に配備されたが、武器の取り回しに支障をきたした。
 MS-07B3 グフカスタム
 固定武装を配し、外付けの3連装35mmガドリングガンおよび、火力強化のための75mmガドリングガンをシールドに固定した機体。
 武装の強化だけでなく、本体も一部改設計されている。
主なパイロット:ノリス・パッカード
 MS-07B グフ
 MS-07C-3 グフ重装型
 歩兵支援任務のために火力の増強に主眼を置き、改修が施された機体。
 両腕に85mm機関砲を固定装備し、盾を廃止する代わりに装甲を強化した。
 多少運動性は低下したが、「機動力を持つ装甲砲」というコンセプトのもとに開発されたために問題視はされなかった。
 MS-07C-5 グフ試作実験機
 07型をライセンス生産していたツィマッド社が、開発中の局地戦用機の実験機としてB型を改修した機体であり、軍によって便宜的にC-5の型番を授けられた。テストは北米の試験場で行われ、収集データはすぐさま本国に送られた。
 なお、生産は1機のみで実戦参加の記録はない。
 YMS-09 プロトタイプドム 《→ MS-09編
 MS-07B グフ
 MS-07H グフ飛行試験型
 陸戦用MSに単体での飛行能力をもたせるために試作された実験機。
 B型をベースに、徹底的な軽量化と熱核ジェットエンジンの搭載が行われた。
 飛行試験型は、全部で4機生産された。
 MS-07H-4 グフ飛行試験型
 07Hシリーズの4号機。
 ホバーエンジンをジオン製のものから、地球製に換装することによって、滞空時間と運動性能の問題を解決した。
 だが、このエンジンは出力の点では問題はなかったが調整が非常に難しく、整備兵を泣かせたという。
 試験開始から10日目、空中爆発を起こしてしまい、機体は喪失される。
 MS-07H8 グフフライトタイプ
 比較的良好な結果が得られたH-4型の設計コンセプトを継承しつつ、細部に改良が加えられた機体。
 MSの飛行化計画はH-4型の失敗によって中止となったが、それとは別にアプサラス護衛のために、ギニアス・サハリン技術少将がサイド3よりパーツを運び、組み立てた2機が実戦で使用された。